海上貨物リファレンス
20'リーファー
片側の端に専用の冷凍機を搭載。以下の数値は、コンテナの内寸、扉、重量です。
- 内寸長さ
- 5.724 m
- 内幅
- 2.286 m
- 内寸高さ
- 2.014 m
- 扉開口部の幅
- 2.286 m
- 扉開口部の高さ
- 2.067 m
- 容積
- 26 m³
- 自重
- 2550 kg
- 積載量
- 21450 kg
20'リーファーの用途
断熱壁と専用の冷凍機を備えた20フィートコンテナです。冷蔵・冷凍貨物を、輸送全体を通じて設定温度に保ちます。
断熱材と機器がスペースを取るため、内寸と容積は20フィートのドライコンテナを大きく下回ります。これは温度管理の代償であり、実際に積める貨物量を計算する際に考慮する必要があります。
本船上、ターミナルでの待機中、道路・鉄道区間と、全行程で電源が必要です。積み込み前に、品目に合わせた設定温度をご確認ください。冷蔵貨物と冷凍貨物では許容される温度帯が大きく異なります。
適した貨物
コンテナの構造
- 標準的な鋼製コンテナフレームに、鋼板の間にポリウレタンフォームを注入した断熱パネルを組み合わせています。
- 片側の端に冷凍機が組み込まれています。本船、ターミナル、道路用発電機、鉄道の電源から供給される三相電力で稼働します。
- Tバー型または深溝型の床により、冷気がコンテナの全長にわたって貨物の下を流れ、上を通って戻ります。
- 内張りは通常ステンレスまたはアルミニウム製で、貨物の入れ替え時に水洗いできます。
- 操作パネルには設定温度と、吹出し空気・戻り空気の温度が表示されます。最新のタイプはデータログも記録します。
- 外寸はISO規格に準拠しているため、ドライコンテナと同じように本船のセルガイドに収まります。
- 床はグレーチング状で冷気が貨物の下を流れ、側壁も波形のためそこでも空気が循環します。パレットを使うと、空気の通り道がさらに1つ増えます。
- 空気が戻れるよう、貨物の上に少なくとも12 cmの空間を空けてください。最大積載高さは側壁に表示されています。
- 温度の維持に加えて、外気との換気や、果物が放出する二酸化炭素とエチレンの排出も行えます。
- 吹出し空気と戻り空気の両方の温度を測定します。表示部は外側にあるため、扉を開けずに状態を確認できます。
- 本船の電源が不足する場合は、20 ftのISOサイズで作られたディーゼル電源パックからコンテナに給電できます。道路や鉄道では発電機セットが同じ役割を果たします。
- 冷蔵肉は、天井に取り付けたフックレールに吊るして輸送することもあります。
荷主に選ばれる理由
- 外気の状況にかかわらず、超低温冷凍から冷蔵まで設定温度を維持します。
- ドライコンテナと同じように荷役・段積みができます。ターミナルに必要なのは電源コンセントだけです。
- 温度記録は貨物とともに移動し、引渡し時に提示できます。
- 一部のタイプでは、CA(雰囲気制御)やMA(雰囲気調整)に対応しており、長い航海でも生鮮品の鮮度を長く保てます。
予約前にご確認ください
- 断熱材と機器がスペースを取るため、内寸と容積はドライコンテナを大きく下回ります。
- ターミナルでの待機中や内陸輸送区間も含め、全行程で電源を供給し続ける必要があります。
- 空気が循環できるように積み付ける必要があります。壁際に詰めて積んだり、赤い積載ラインを超えて積んだりすると、本来の機能を果たせません。