リファレンス
Kamov Ka-32
狭い場所での吊り上げに強い二重反転ローター。積載量、貨物室、ドア、主な運航用途は以下のとおりです。
- 構造上の最大積載量
- 3,700 kg(吊り下げ時5,000 kg)
- 貨物室容積
- 4 m³
- 貨物室の長さ×幅×高さ
- 3.68 × 1.27 × 1.20 m
- メインカーゴドア
- 1.60 × 1.09 m
Kamov Ka-32の用途
テールローターを持たない二重反転ローター式ヘリコプターです。この構造により、精密な吊り上げ作業に対して非常に安定性が高く、コンパクトです。
設置面積が小さく狭い場所でも操縦しやすいため、通常のヘリコプターでは難しい建設、送電線、林業、消火の作業に適しています。
主な積載貨物
このファミリーの構成
- 機内には後部のクラムシェルドアまたはランプがあります。胴体下のスリングフックで、機内に収まらない貨物を吊り下げます。
- 床の固縛リングは機内積載量に対応した強度を持ちます。大型機種は機内ウインチも備えています。
- 滑走路は不要です。整地された場所、ヘリパッド、または何もない開けた場所に貨物を届けます。
オペレーターが選ぶ理由
- 滑走路のない現場に届けられることこそ、ヘリコプターを使う理由です。
- スリングでは、どの機内にも収まらない大型貨物を運び、基礎や構造物の上に据え付けられます。
- 主な用途は、送電線の建設、掘削作業の支援、山岳地帯や洋上での吊り上げ、災害救援です。
予約前に確認すべきポイント
- 積載量と航続距離は固定翼の貨物機に比べて小さく、高度や気温が上がるとどちらも急速に低下します。
- トンキロあたりのコストは航空貨物の中で最も高くなります。
- 気象条件の制約が厳しく、スリング作業には両端に障害物のない地面と訓練を受けた作業員が必要です。