海上貨物リファレンス
ばら積み船
船倉に直接積み込む乾貨物。以下では、貨物、船体の構造、そして船がこの船型に分類される制限について説明します。
- 本船荷役装置
- 小型船は荷役装置付き、最大級は装置なし
- 積載能力の数え方
- 載貨重量トン(DWT)
- 一般的なサイズ
- 10,000 DWT未満から約400,000 DWTまで
- 貨物の種類
- ばら積みの乾貨物
ばら積み船
鉄鉱石、石炭、穀物、ボーキサイト、セメント、肥料など、直接流し込んで積む乾貨物のための単甲板船です。
二重底やトップサイド・ホッパーのウイングに設けたバラストタンクにより、船倉の隅が斜めになっています。この形状により、積み込み時に貨物が自然に沈み込み、均されます。
市場ではこれらの船を設計図ではなくサイズで呼び分けています。各名称は運河の閘門、積み込みバース、水深といった物理的な制約に基づいています。10の船型は下に掲載しています。
積載貨物
船体の構造
- 単甲板で、グラブやコンベヤーのために横にスライドまたは折りたたまれる鋼製ハッチカバーで閉じられた大きな船倉を備えています。
- バラストは二重底とトップサイド・ホッパータンクに積まれます。これらのタンクは船倉の形状も決め、貨物が沈み込むにつれて自然に均されるようにします。
- 船倉の間には波形隔壁が設けられています。区画内に追加の骨材を入れずに、高密度の貨物の圧力を受け止めます。
- 機関と居住区は船尾にあり、前方の長さを貨物用に空けています。
- 荷役装置付きの船は、ハッチの間に甲板クレーンやデリックを備え、港に自前の設備がない場所でも作業できます。
この貿易で使われる理由
- 乾貨物は袋も箱も固縛も使わずに運ばれるため、トン当たりのコストが低く抑えられます。
- 陸上設備が整っている場所では、グラブ、コンベヤー、シップローダーで1時間に数千トンを荷役できます。
- 荷役装置付きの船は、クレーンのない港にも寄港できます。
- 船倉には、1回の航海で異なる品目の複数の貨物を積めます。
成約前に確認すべき点
- 鉄鉱石などの高密度貨物は船体に大きな負荷をかけます。船体に過大な応力がかからないよう、積み付け順序が厳格に決められています。
- 一部の精鉱や粉鉱は液状化することがあります。積み込み前に運送許容水分値と照らし合わせて確認する必要があります。
- 喫水とエアドラフトによって、利用できるバースや水路が決まります。どちらも季節や淡水許容量によって変わります。